ハンドルnameNo.19 marcie さん

2010年11月13日 シドニー・Acer Arena

見た場所:最前列

さて、木曜日のライヴから1日おいて土曜日。


METALLICAは9月と11月、合わせてシドニーで4回ショーをやるのですが、
今日はその最終日なので、レアなセットリストが期待できそうで、一層楽しみです。

今日は土曜日なので、仕事がお休みの人が多いと予想され、
会場に列ができるのが早いかも・・・と思い、木曜日より早く行くことにしました。
他にやることもないし、METALLICAのことが気になって、何をやっても落ち着かないので
なんと開演の5時間30分前の13時30分に会場に行きました。

既にそこには会場を待つ人の列。
一昨日の3時の時点とほぼ同じくらいの人数が待っているようです。
心なしか一昨日より気合いがはいっており、
折りたたみイスを持ってきて座っているグループもいます。

11月中旬のシドニーの紫外線はキョーレツですが、
幸いにも、ここには屋根がついており、長く待つのにも問題なしです。
(この日は、最初は太陽がギラついていたのですが、そのうち夕立のような
すごい雨が降ってきましたが、ここは濡れるようなことはありません。
あらゆる可能性を考慮して、日本から日傘やらレインコートやら持参したのですが、
全く必要ありませんでした。)

ここで待っている人々は、一昨日もそうでしたが、日本人はおろかアジア系は私たち
のみ
めちゃめちゃアウェイ(?)な雰囲気です。
日本からシドニー公演に行かれた方っていないのでしょうか?
もし、よろしければ次回は一緒に並びませんか!?
日本勢が他にいなくて寂しかったです。

さて、あとはひたすら待つこと4時間・・・・長い・・・。
私たちより後から列に加わる人は以外と少ない感じでした。
つまり結果から言うと、あと1時間遅くきてもあまりポジションは変わらなかったかも。

17時30分、やっとエイサーアリーナ内に移動です。
一昨日の教訓から、今日は手ぶらで、小さい巾着に
カメラとipod(動画撮影用)などを入れてきました。
一昨日は慌ててクロークに荷物を預けてしまい
会場内にカメラなどを持っていかなかったので
全く撮影ができませんでしたが、その分
今日は気合を入れて良い絵をとりたいものです。

そして地下のホールディングエリアに降りると
そこで、体育座りで、さらに1時間待ちます。
ところで、一旦この地下の部分に降りてしまうと
逆流して上に戻ることは禁止、という
またわけのわからないローカルルールがあるようで
クロークに預けた荷物を取りに行くことも基本的にはできませんので注意が必要です。
座って待っている間に列を抜けて、人をかきわけてトイレに行ったり、
水を買ったり、メールをしたりはできます。

そして開演30分前の18時30分、最後の関門のドアが開きました。
警備員の指示に従い、20名くらいずつ入場。
一昨日より前の方に並んでいたので、余裕で場所とりができるはず!
目指すは昨日と同じポジションです。
センターステージをぐるっと回って反対側のはじっこへ…。
のはずが!!!なんと、反対側に行けないように柵でブロックされているではありませんか!!
あまりに意外な展開で一瞬パニックに!とりあえず、どこでも良いので、最前列を確
保せねば!ということで、
手近なところに場所を確保。ちょうど、一昨日の場所から対角線上にある反対側のはじっこです。

隣の男性が「君たち良い場所とれて良かったね」などと言ってくれましたが、
こちらはKirkの「控えスペース」側です。
Jamesファンの私としては、やはりJames側にいきたい…。
いったいあのバリケードはなんなのか?そろそろ開けてくれるのでは?と、虎視眈々
と狙っていたところ、
警備員が、「走らないで!」と言いつつ、バリケードを開放。
すかさず、他の人々と供にそこをすり抜け、一昨日と同じ場所にたどり着いたのでした!良かった~!

すぐさま私の隣のスペースも人で埋まりました。私は、さいたまで買ったメタリカタオルを持っていたのですが、
お隣にきた男性がそれを見て、「あー日本公演の」と言うので、「私たち日本から来たんです」と言ったところ、
彼は「君は、MEET&GREETで、Tシャツのデザインを持ってきた人だね!」と言うではありませんか!
そこで彼の顔をまともに見ると、なんと、私が行ったMEET&GREETでビデオ撮影をして
いたmetclubのMarkでした!!

実は一昨日から並んでいる時にMarkがウロウロしているのには気付いていたのですが、
まさか私のことを覚えていてくれたとは光栄です。
MarkとはMEET&GREETでは全くお話しは、しなかったのですが、素晴らしく感じの良い人で
「こんなに広い会場でよりにもよって隣同士なんて、世界は狭いね」などと言ってくれます。
一緒にいるお友達2人もとっても感じの良い人たち。
ところで、Markによると、日本のショーで売っていたタオルは日本限定品で、他では見たことがないそう。
買った方、貴重品ですよ!確かに「日本製」ってしっかり書いてあるんですけどね。
おまけにタオルの産地として有名な今治製です。

Markは「観客」として、そこにいたのですが(普通の人と同じように何時間も前に並
んで待っていました)、
メタリカのオーストラリア、ニュージーランド、日本ツアー、全22公演に同行し、
今日は彼の60何回目かのメタリカのショーだそうです。
そんな「メタリカのプロ」の彼いわく、「東京公演の2日目はベストだった。THEUNFORGIVEN Ⅲもやったし…」だそうです。
そんな素晴らしいショーを体験できたなんて、私たち日本のファンはなんてラッキーなんでしょう!!!

さらに「東京では新宿に泊まって、ディズニーランドに行ったりして、サイコーだっ
た!楽しかった~。」と、
またウレシイことを言ってくれます。
私が「Jamesもディズニーランドに行ったんでしょ?」と聞いたら、
「Jamesは1日早く来日して、ディズニーランドに行ったんだけど、雨が降っててね。
僕は日本公演の後で行ったから、お天気も良くてすごく良かった!」とのこと。
アメリカからきた人がわざわざ喜んでTDLに行くとは意外です。

話はそれまくってますが、Markは記憶力も素晴らしく、私がMEET&GREETでメタリカと
話したことをよく覚えていて、
「あの時、ライブで死にそうになったとか言って、アザを見せてたね。シドニー公演
はちょっとは東京公演よりマシだよね。」などと言います。
この時は私も、そーだね、なんて思っていたのですが・・・・甘かった…!!!!

さて、例によってオープニングアクトについては省略。

Markが、私のバナーも入れて一緒に写真をとって、Metontourに掲載しよう、と言って
セキュリティのお兄さんにシャッターを押してもらったのですが、
肝心のバナーが全部写っておらず、我々の顔だけ、とういうマヌケな写真になってしまったため
残念ながらMetontourには掲載されませんでした・・・しょんぼり。

そうこうしているうちにいよいよメタリカ登場の時間です。
だんだんスタンディングエリアの人口密度が高くなってきます。
背後で目に見えない圧力が高まってくるのが感じられます。
私の後ろに激しい人が来ませんように…。
でも、こればかりは選べないのでどうしようもありません。

オープニングのレーザーびしばしを動画に撮りたかったのですが、
1曲目で後ろから押し寄せてくるだろう衝撃を考えると、撮影は諦めるしかなさそうです。
会場暗転。高まる歓声。
いつもならEOG聴いただけでアドレナリンがぶわっと出るのですが、
今日は来るべき衝撃に備えて足をふんばるのに精一杯です。

Lifeのイントロ…ジェイムズの強力リフが鳴り響きメタリカ登場!と、ともにキ
ター!!!!!超ド級の衝撃!!
どさくさに紛れて何人もが最前列に割り込んできます。あっというまに圧力が今までの倍にはね上がります。
ウエテツさんからアドバイスいただいたい通り、とにかくポジション死守です。
私の左側はプロ(?)のMarkなので問題なしです。
右側のAとはがっちり腕を組んで、割りこまれないようにガード。
しかし、Aの隣にいたおじさん、ガードが甘いな、と心配していたら、
案の定、その隙間を狙って何人もはいりこんできます。
隙間あけないで立ってくれないと、そこに人がはいっちゃうので周りが迷惑なんですよねー!!
もうはじき出されないようにあとは頑張るのみです。



さて、こうして埼京線(JR東日本)のラッシュを10倍にしたような圧力に耐えているうちに
Lifeのイントロが終わって、歌部分に突入!
ここでまたしても驚いたのが、Markの歌!彼はさすがに60何回も見ているだけあって
全ての曲の歌詞を完璧に覚えているようでした。
あのTHAT WAS JUST YOUR LIFEの超早口の歌詞も完璧です。
もちろん歌の出だしを間違えることもない。さすがMETALLICAのプロ!!

この日のセットリストはやはりちょっとレアでした。
私が持っていない唯一の曲I Disappear まで聴くことになろうとは・・・!
皆さんご存じのとおり、この曲は、MI:2のサントラにしか収録されていないので
私はCDを持っておらず、めったに聴かない曲なのです。
個人的には、曲としても映画のサントラとしてはちょっと地味すぎるような気が・・・
映画がスバラシイのに、曲の印象は薄いですよね。
でも、ビデオはめちゃめちゃかっこイイ!
METALLICAのビデオの中では一番好き!
なんたってトム・クルーズと共演ですよ!4人とも熱演しているし!
というわけで、METALLICAファンにとっての「踏み絵」のような曲かとも思っていたのですが、
(そう思うのは私だけ?)
オージーたちはしっかり合唱していました。

そしてやっとライヴでAll Nightmare Longが聴けました!
これがまたすごくかっこよくて、盛り上がっていました。
MarkとAは、イントロのドラムに合わせて、こぶしを突き上げて盛り上がっていたのですが
猿も木から落ちる・・・いいところで1か所ハズしてしまい。「わ~間違った~!!
We fucked up!!」と言っていたのには笑えた。
間奏が長いので、ちょっとそこでグチャグチャになってしまったような印象はありましたが
この日一番良かったのがこれが聞けたこと!
Damage, Inc.をやってくれたのもうれしかった!!!

大好きな曲の1つDisposable Heroesの時はちょうどJamesが私の前のマイクに来てく
れたのですが
ナゼか、途中で歌うのをやめてしまった箇所があって、ある意味これもレア。
後からライヴをダウンロードして聴くのが楽しみ!と思っていたのですが、
このトラブルと何か関係があるのかわかりませんが、
11月13日のライブダウンロードは11月18日現在、「技術的なトラブルにより」
まだ用意されていません!

この他、Leper MessiahやWelcome Homeも好きな曲なので
聴けてよかった~。

そしてKirkのソロの時はまたしてもステージを下りたJamesが私たちの方に来てくれたのです!!
きゃあ~!!
恐れ多くも、また触ちゃった!!今度は逞しいウデに!!あのブロンドの体毛の感触、しっかり感じた!!



それにしても、私のようなミーハーが「触りたい」のは当然としても、なんでヤロー
どもまで触るんですかね??
同性でありながら、私と同様、Jamesのことを愛しているのでしょうか?
その辺の心理がよく理解できないのですが、どなたかよかったら教えて下さい。
そういうわけで、この時、超至近距離でJamesを撮影しようとしたのですが、
私の後ろにいたオトコが手を出してきたので、肝心のJamesが撮れず・・・
多分Jamesのおヒゲと思われるものがハジっこに写っている妙な写真しか撮れなかった!

こうして書くと、まるで心底METALLICAの音楽を堪能していたかのように思われるかもしれませんが、
実はそう良いことばかりでもありませんでした。
というのも私の右隣のAのさらに右隣にブルドーザーのような男が割り込んできて
コイツがとにかくメイワク!!
もうスペースなんて、全然なくって、紙1枚だってはいらないくらいなのに
そこに強力に体を押し込んできて、それだけならまだしも、
首ふったり、腕を振り上げたり、激しく動きまくって、周りは大迷惑。

コイツとの戦いのせいで、METALLICAに100%のエネルギーを注げなかった!!
やたらと警備員に水を催促するし、飲むだけじゃなくて、
頭にもかけろ、とか、気が散るから少しは我慢したらどーなんだ?

後半にいくに従って、ブルドーザーの傍若無人ぶりがひどくなってきて、
私の付近の最前列は、皆ポジション死守に必死だったと思います。
最初から最後まで、撮影のために手をあげることもままならなかったので、
動画なんか撮影する余裕は全くありませんでした。

右側から押してくるブルドーザーに対して、
Markたちは左側から、「押し返そう!」と行って
皆で圧力をかけてくれます。
その間に挟まれて、ぎゅうぎゅうの私・・・。

しかし、正義は勝つ!!

皆で警備員に訴えたら、警備員がブルドーザーに
「その手をどけなさい」と忠告してくれて、
それを無視したブルドーザーは
屈強な警備員2人に引っこ抜かれて
あっさり退場となったのです。

しかし、この退場の瞬間に最前列に一瞬「スキ」が
うまれたことから、さらに3人くらいが割り込んできたみたいで
ブルドーザーはいなくなったけど、スペースはさらに狭くなりました!!!

そうこういしているうちにもうアンコール!!
アンコールの時はJamesがおもしろいことをしてくれるので、それが楽しみなんですが、
この日も「アンコールやらないで帰る」ふり、とかしていました。
車のキーをさして、エンジンかけるふり。
ハンドルを持って運転するふり。
(家について)おねんねのポーズ!



おねんねのポーズ!?!?!?!
フツー47歳のおっさんがやる仕草じゃないですよね!!
(注:おねんねのポーズとは・・・
まず、両手の掌をあわせて顔の前に置く、
その手を45度右にかたむける、
その手を右頬にもっていき、左手の甲を右頬に密着させる、
首も右に45度傾ける・・・というポーズです。
わかっていただけます?)

Jamesがやると、なんてかわいいのー!!!

1年前に初めてMETALLICAのライヴをDVDで観た時は「コワ~」と思っていたのに
METALLICAを好きになるに従って、どんどんカワイク見えるようになってきたのが不
思議です。
ロングヘア時代の極悪人顔に比べてたら、今の方が絶対カワイクなってますよね?

こうしてシドニー公演はSEEKで幕を閉じました。

もう全身汗でびっしょり。
アザだらけ。
このアザを勲章に翌日の朝の便で帰国の途についたのですが、
この帰りの便が、伊藤政則氏と一緒でした。
日本でMETALLICA取材したばかりなのに
またMETALLICAの取材に行ったのでしょうか?
Larsに招待されたのか?
もし、政則氏のシドニー公演取材の記事がどこかに載ったら
是非読みたいです。見かけた方いらっしゃったら教えて下さい。

(おしまい)


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