ハンドルnameNo.19 marcie さん

2010年11月11日 シドニー・Acer Arena

見た場所:最前列

 

行ってきました。はるばる夏のシドニーまで!(写真参照)


初のセンターステージ、初の海外ライヴ、
日本と勝手が違ってちょっとビックリのこともあり、
意外な人との出会い(というか見ただけ?)もあり、
良い経験となりました。

ライヴレポートの前に「チケット取り」についてですが、
現地のチケティックというチケットぴあみたいなところから買うのですが
シドニー公演チケットは、海外から買うと「現地渡し」「普通郵便」の2種類の
選択肢がありました。
チケティックによると、オーストラリア国内では「書留郵便」が利用可だけれど、
国外は、普通郵便でしか発送できず、紛失した時に補償できないので「会場渡し」がお勧め、とのこと。
でも、シドニーに行くまで、手元にチケットがないっていうのも不安じゃないですか?
チケット売場が開くのもわりと開演の直前らしく、早く行って並びたい私には
不確定要素が多すぎる・・・というわけで「普通郵便」で送ってもらうことにしました。
しかし、オーストラリアの郵便って本当に大丈夫なの??と不安なのも事実。

ところがオーストラリアポストのサイトを見てみると、
我が家の郵便番号を入力すると、シドニーから配達にかかる時間は○日、
とか、わかるようになっていて
日本の郵便局のサイトより余程ちゃんとしているじゃないですか!!
これなら信用できる!と確信しました。
そしてもちろん無事チケットは到着したのでした。

さて、前置きが長くなりましたが、
シドニーでの第1回目のライヴの当日の朝シドニーに到着。
日本との時差はサマータイムのため2時間です。
成田からは9時間あまり。距離、時差ともに海外ライヴにいくには
比較的便利で良い場所かと思います。

会場はシドニー郊外(空港より車で20~30分)の
エイサーアリナー(Acer Arena オージーはアイサーアリーナと発音)。
私と同行者Aは会場に徒歩でいけるすぐそばのホテルを予約しており、
ひとまずそこで一休みしてから3時に会場に向かいました。

ジャポカリメンバーのmayuさんが
パース公演に行かれたときの様子を教えてくれたので
それを参考に「開演の4時間前」に会場に行きました。
ちなみに日本と違ってチケットには
「開場時間」というものは明記されていません。

私たちはGAスタンディング(アリーナオールスタンディング)のチケットを買っていたので
デカイオージーの後ろでは「何にも見えない」ってことになりかねないので
なんとしても最前列にいかなくてはならないのです。
はるばる日本から行って「オージーの後頭部見てきました」
じゃしょうがないですからここは気合が入るってもんです。

ちなみに開演4時間前の様子はこんな感じ。(写真参照)

(ここはアリーナスタンディングのチケットを持っている人専用の入口です)


オージーたちは、ゆる~い感じで並んでいる、というか
その辺にいる、という状態。
日本人の私としては「きちっと」並んで欲しい。
後から来た人に割り込まれたらどーする!?
と割り切れない思いですが、郷に入っては郷に従え・・
ここは現地の文化に素直に従い、壁にもたれかかれる場所に
折りたたみ式携帯用クッションを敷いて、適度に周りの人と間隔をあけ、
ゆるい感じに座り込みました。
ちなみにこういった行為は私は生まれて初めての経験です。
おまけに、これからの状況がどうなるのか
段取りがわからないので、ただ座って待っていても
落ち着きませんでした。

なるたけ手荷物を軽くしたかったので
時間潰しのための本も持ってこなかったし、
もうただひたすら待つしかありません。
4時くらいになるとセキュリティの人がでてきました。
待つこと2時間の5時頃に列の前方に動きがあり、座っていた人たちが
立ち上がり間隔を詰め始めました。
遅れをとってはならじと私も前につめました。
このポジションなら最前列はまず確実っぽいです。
こうしている間に、会場内での注意事項が繰り返し放送されます。
酩酊状態の人、ラリっている人はお断り、とか
モッシュやクラウドサーフィン等の危険行為をした人は退場です、とか。
まず前から30人くらいの人が、簡単な荷物検査をして、
入口付近に移動させられました。
しかし、ほとんどの人は手ぶらなので検査の必要もなし。
この時、警備員が「デイパックを持っている人はこちらに!」と言って
デイパックを持っている人は、列から出され、どこかに行ってしまいました。
私たちは小ぶりなメッセンジャーバッグを持っていたので、
「デイパックじゃなくて良かった」などとこの時は思っていたのですが・・・・。
その人たちはどこかに荷物を預けさせられたようで手ぶらで戻ってきました。

さて5時30分になり、会場の入口が開きました。
チケットを自動改札みたいな機械にスキャンさせて中にはいります。
自動化されているのは合理的で日本より良いです。
中に入ると腕に「アリーナのチケットもっています」という証拠のテープを巻かれます。
さあ、あとは最前列目指してステージを目指すのみ!!
アリーナに入るためには、2階分くらい階段を下りなくてはいけないようです。
皆、急いで階段を下りていきます。
私たちもそれ、急げ!!と思ったところで、階段の踊り場でAさんが、警備員に呼び
止められ、何かと思ったら「そのバッグはクロークに預けて!」だって!!
え~!!!この期に及んでそんなー!!!
私は「先に言ってるね!」と言って、先を急いだのですが
今度は次の踊り場で私が「その荷物はクロークに預けて!」と言われてしまいました!!
なんでもっと早く言ってくれないのー!!??
クロークというのは、入口の脇にあって、もう一度階段を上って入口まで戻らなくちゃいけないんですよ!!

エイサーアリーナに行く方、注意して下さい!
荷物は持ち込めません!小さいポシェット(死語?)みたいなものは
何も言われていませんでしたが、「膨らみのあるバッグ」はダメみたいです!
時間をロスしたくなければ「手ぶらで行け」これが基本です。

そんなわけで、時間をロスしつつ、だいぶ順位も後ろに下がってしまい
最前列はもう無理か・・・って感じだったのですが、
下の階につくと、ホールディングエリアというだだっぴろいところに
また皆床に座って待たされていました。(写真参照)

結局、ここでまた1時間待ったのですが、
トイレもあるし、飲み物も売っているし、座っていられるし、
肉体的には3時半から立ちっぱなしの東京公演よりラクでした。

さてさて、そうして最後の扉が開いたのが開演30分前の6時30分でした。
ここで、何人かずつ、やっと会場に入ります。
「走らないように!」と警備員が言うのですが、
最前列がかなりビミョーになってしまった私たち、走らないわけには行きません!
中にはいると、ステージを囲むようにもう人が貼りついています。
でも、向こう側のハジはまだあいている!!
ところが!!ステージの周りは「一方通行」で、「すぐそこ」に行きたくても、
遠回りして到達しなくてはいけない、というルールがあるのでした。
(反対回りできないように警備員がブロックしている)
全く慣れないことだらけです。
あわてて、走っていないフリをしながら走ったら、床の盛り上がっているところに
つまづいて、転んで、両膝強打。
ライヴの前にしてもうアザを作ってしまいました。
キズものになりながらも、なんとかステージの長い辺のハジの方の最前列を確保!!
中央は過酷そうなので、ハジっこは願ったりかなったりです。
Jamesのマイクもすぐそこにあります。
おまけにラーズのドラムセットがこちらを向いているので、こちらが正面ぽい。

さあ、あとは興味のない前座の2つのバンドをなんとか我慢してMETALLICAを待つだけです!
ちなみに前座その1はBARONESS。その2はLAMB OF GODです。
LOGのベーシストに気にいっていただいたのか
偶然なのかわかりませんが、2日連続でピックを投げていただいたのですが
申し訳ないことに、METALLICAのことで頭がいっぱいで
他のバンドはもうどうでも良い状態で、説明も省略します。

いよいよMETALLICAです。ステージでは天井に縄梯子が4本垂れてきて
ライティング係の人が登っていきます。
すごい!!あんな高いところに登って人が照明を操作しているんですね。
さて、METALLICAは9時に登場の予定ですが、遅れること15分。
会場にEOGが流れ、いよいよショーの幕開けです!!
あーこの時間を迎えるまで長かったこと!!

オープニングは例のレーザーを使った演出です。めちゃめちゃカッコいい!!
2万人の観客でいっぱいのエイサーアリーナが歓声の渦に包まれます。
そしてTHAT WAS JUST YOUR LIFEのイントロとともにMETALLICA登場!!!
・・・って!!!あっれ~!!いきなりJamesはあっち側向いてます!
早くこっちに来て~!!
次はTHE END OF THE LINEかと思いきやCYANIDEです。
ウワサ(?)どおり、あちらの観客はすごい歌いますねー。
大合唱です。

ここでJamesのMC、お決まりの「古いのと新しいのと中間の曲もやるぞ~。」
そしてMCに続いてCREEP。CREEPはMCとかごちゃごちゃ言わないで、
いきなり始める演出の方が私は好きです。そしてHARVY。
この辺まではすでにさいたまで聴いた曲ばかりなので
内心「もちっと違うの聴きたいな・・」なんて贅沢なことを思っておりました。
やっとこのあたりでわかったことなのですが、
私のいた位置は、JamesとRobの控えスペースのソバだったのです。
センターステージには「舞台裏」がないので、
舞台の短辺のところが「控えスペース」になっているんですね。
知らなかった!
私側はJamesとRobで、向こう側はLarsとKirk用みたいです。

ギターも置いてあります。メタリカファンにはおなじみのZackもいます。(写真参照)


舞台のハジにはJames用のドリンクが置いてあって、
そこで、曲間に息を整えたり(?)、カークのソロの間に
しゃがみこんでストレッチしたりしているんですよー。
私のすぐ目の前で!!あのJamesが!!
まだショーが始まったばかりなのに、Jamesは「ふ~」という感じで、
うずくまるようにして、何か飲んだりしているので
その時は、結構ツラそうに見えました。
手負いの戦士を見るような気分です。弱った(?)Jamesもまたセクシーです。
(しかし、この「弱った」というのは、どうやら気のせい(妄想?)だだったようで、
その後の演奏を見る限りJamesは元気でした)

そして、FADE TO BLACK。
またしてもさいたまでやった曲です。
演奏後、Jamesが「この曲はもう100万回演奏したけど、それでも
いい気分だ。俺の好きな曲だ。」と言っていました。
好きな曲は?という質問に対して、JamesはFADE TO BLACK
って良く答えていますよね。本当に好きなんですね。
ならば、私も何回聴いてもいい!

そして、「PAと競争だ」っていうまたどこかで聴いたMCで
THE MEMORY REMAINS。
ここでJamesが私の目の前のマイクにきました!!近い!!
なんてカッコ良いのでしょう。
今日は特にヘアスタイルもきまっているようです。
(あのへんなオールバックやめてくれて本当に良かった・・・)
この曲はお~お~お~と皆でコーラスするところが「ウリ」なんだと
思うのですが、
そんな大事な時に、いきなり頭上に「バカ重い」女が降ってきて
気分がぶち壊しでした!!
アリーナの過酷さにギブアップした脱落者が
警備員にひっこぬかれたのです。
続いてもうひとり、また「重量級の女」が私の頭上を通過。
なんで、よりにもよってJamesが私の目の前で歌っている時に
そんなことするんだー!!
Jamesにも失礼じゃないか!!ぷんぷん。

ところで、このセンターステージってやつは、誰か(METALLICAのメンバーのことですよ)が
目の前に来た時は本当に近くて
良いのですが、「あっち側」に行ってしまうと
どうも「他人事」みたいになってしまい
いまひとつ集中力が途切れてしまいます。
棺桶型の照明も最初は「おお」と思ったのですが
最前列にいると、どうしてもステージ上の「人」の方に目が行ってしまうので
照明なんて目が行きませんでした。
むしろスタンド席から見た方が迫力があるんでしょうね。
でも、エイサーアリーナの3階席はかなり高いうえに、
当然、東京公演のようなデカイモニタースクリーンがないので
ステージ上の細かいことは見えないと思われます。

私は、と言えば、最前列はやはり後ろからの圧力が強くツライのですが
控えスペースのJamesに手をふったら、気付いて頷いてくれたりして
一粒で2度オイシイという感じでシアワセでした。

それから、やっと「初めてライヴで聴く曲」NO REMORSE!
続くSAD BUT TRUEでは、またJamesが目の前に!
例のジャンプもすぐ目の前で見れたし、
最後にステージにしゃがみこむとろで
倒れこんできそうになったマイクに向かってオモシロイ動作をしたり
色々な表情が見れて、もう素敵すぎて、言葉にできません。

この時だったかどうか定かではないのですが
パイロは炎の色が3色に変わるんですねー。今まで気付かなかったです。
そのあとのNO LEAF CLOVERとORIONはちょっとレアではないでしょうか。
ORIONはライヴで聴いてみたかったのでうれしかった!
NO LEAF CLOVERもシドニーのファンは皆ちゃんと歌詞を覚えているようで、合唱していました。
申し訳ないことに私はM&SはDVDしか持っておらず、歌詞も覚えておりません。
反省。そしてONE。
ONEからPUPPETSというこの流れは本当にカッコいいですね。
そして次はまたライヴで初めて聴くBATTERY。
速いっつ・・・!!

次はKirkのソロ。JamesがKirkを紹介する時に
ステージ上のどこにKirkがいるのかわからなくなって
「あれ?どこにいるんだ?」って言ってるのが可笑しかった。
Kirkのソロ中、Jamesはステージから引っ込みますが、
なんとこの時、控えスペースから出て、ステージ下の私たちの方に来てくれたのです!!
もうこの近辺の人たちはKirkのソロ聴くどころではありません!(ごめんKirk)
私もJamesの大胸筋に触っちゃいました。
Jamesの逞しい胸はやはり脂肪じゃなくて筋肉だった!
そして手も握ってもらっちゃった!!
Jamesファンにとっては超オイシイ経験です!!

そして定番のNOTHING ELSE MATTERSとENTER SANDMAN。
私の隣の隣にいた人はドラマーらしく、ライヴ中、激しくエアドラムを叩いておりましたが、
これがなかなか完璧にコピーしていて、楽しそう!
エアドラムできる人ウラヤマシイ~!!
ここで一度本編終了。次はアンコールです。

ここでちょっとおまけ情報ですが、シドニーではステージ周りをガードする
警備員が飲料水を用意していて
観客が鳥のヒナみたいに口をあけると
そこにボトルで水をいれて飲ませてくれるんです。
こんなサービス(?)があるとは知りませんでした。
とはいえ、警備員が届くのはせいぜい3列目までなのですが、
前の方の人は脱水症状の心配することなく
METALLICAのショーを楽しめます。
ホールディングエリアで売っている飲み物を買っておけば
そのカップにも水を入れてくれます。
ボトルは持ち込み禁止ですが、心配しなくても大丈夫です。
しかし、その一方で、この「給水作業」はdistractionでもあります。
頭ごしに後ろの人に給水されると、ステージへの視線はさえぎられるし
困ったものでもあります。

それから、シドニーではバナー作ってくる、というマメな人は少ないみたいであまりいませんでした。
この日は、Ross HalfinがMETALLICAの撮影に来ていました。
私はこの人のブログのファンなので、本人を見れてうれしかった!
もちろんRossの最新のMETALLICA写真集も買いました。
私はさいたまで使ったバナーをまた持って行ったのですが、
Rossはそれを見て「あきれた顔」(?)をしていましたが
残念ながら写真は撮ってくれませんでした!

さて、ライヴに話を戻すと、
アンコールはまずSTONE COLD CRAZY。
Jamesいわく、「拡大バージョンだぜ」ということで
次のWHIPLASHとくっつけて演奏するのですが、
ここでLarsが勘違いしたのか、一度ドラムセットから
離れそうになって、あわてて戻って、即演奏再開という場面がありました。
このあとでJamesはLarsの後頭部をギターで叩く真似をしていました。
Jamesが「この曲は首の痛みの曲だー。お前たちが明日なるやつだー。」って
言って、WHIPLAAAAASH!!かっこいいです。さいたまで聴いた時よりかっこいい!
そして最後はSEEK。例の黒いビーチボールが大量に天井からステージに降ってきます。
このボールってあくまでも「ステージ上」に降ってくるので
ボールを取れるのはやはり前の方の人だけです。
そういうわけで最前列の人たちはすっかりボールに気をとられ、もう演奏なんて聴いていません。
しかし、やたらデカいので、取ってもかなりジャマです。
私の後ろの人が、取ったボールのやり場に困って私の頭の上にボールを置いたのにはまいった。
Aさんは特大サイズのボールを取ったはいいけど、そのままではどうしようもないので
その場で空気を抜きました(でも簡単に抜けない)。
私はというと、ボールなんか捕まえている場合ではありません。
なぜなら、宇宙一のLarsファンのneoyukaさんの「Larsのバナー」(写真参照)を


彼女に代わってLarsに見せて、運が良ければドラムステッィクを
彼女のお土産にいただく、という重大なミッションがあるのでです。
neoyukaさんはこのバナーを持って、さいたまに参戦したのですが、
Larsがバナーの作者を別の男性と間違って、その人にドラムスティックをあげてしまった
という悲しいエピソードがあったのです。
翌日のMeet&Greetでneoyukaさんが、バナーを見せてLarsに訴えると
Larsは「ヤツを探してスティックを取り戻さないと!」と言っていました。
というわけで、その「借り」(?)をシドニーで返さなくてはならないのです。

Larsは広いステージのはるか向こうにいたのですが
だんだんとこちらに近づいてきます。
私は先ほどまで持っていたJamesのバナーを素早く
Larsのバナーにスイッチし、おもいっきりアピール!
Larsがバナーに気がついてくれて、
バナーを指差し、さらに隣にいたKirkにも
バナーについて何か言っています。
さー、Lars、グズグズしてないで、そのスティックをこちらにー!!
と、思ったところで、Larsはいつもよくやる「あげないよー」の
首振りジャスチャーをして去っていってしまったのでした!!!!
そ、そんな~!!!

(シドニー1日目おしまい)


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